10倍ズーム搭載のOPPO Find X2 Pro au版実機レビュー

auから発売される、OPPOのハイエンドな5G端末「OPPO Find X2 Pro」。発売自体は7月以降とまだ先の予定ですが、その評価機をお借りしたので、簡単にレビューしてみました。

ただ、せっかくの5G端末ですが、SIMを挿しての動作確認はまだできないとのことで、5G通信については未確認。もっとも、非常事態宣言が出ている真っ最中なので、5Gの電波を探してうろうろするわけにも行きませんが。

ちなみに、ハードウェア自体はグローバル版とかわらないとのこと。当然ソフトウェアでは日本（au）向けにカスタマイズが行われており、技適も取得済みです。

SoCは、同時に発表されている他のハイエンド5G端末と同じくSnapdragon 865。メモリは12GB、ストレージも512GBとまさにハイエンド。ただし、外部ストレージには非対応。SIMスロットもシングル仕様です。通信周りは5Gのほか、Wi-FI 6(802.11ax)に対応。Bluetoothは5.1となります。

ディスプレイは6.7インチ 3168 x 1440のAMOLED。HDR 10+や120Hz駆動に対応した高性能ディスプレイも売りの1つですが、デフォルトでは60Hz駆動となっていました。120Hz駆動を明示的に選ばないと120Hzでは動作しません。ただし、システムが最適なリフレッシュレートを選ぶ自動選択も可能です。

スクロールが滑らかになるなどのメリットはありますが、バッテリー消費のことを考えると60Hzか自動選択を選んでおくのが無難かもしれません。

ディスプレイ周りでは、独自のディスプレイチップ「O1 ウルトラビジョンエンジン」を搭載。SDR画質をHDR相当に変換するHDRビデオエンハンスメントや、60fps/120fpsでのビデオ補完を行うビデオモーションエンハンスメントなどを設定できるメニューも用意されています。

バッテリー周りでは、65W SuperVOOC 2.0による急速充電に対応。4260ｍAhの大容量バッテリーを10分で40％、38分でフル充電できるとしています。

実際に試したかったところですが、評価機に付属のACアダプタが海外仕様のCプラグかつPSEマークもなかったので、今回は未使用です。なお、PD100W対応のUSB-Cアダプタに接続したところ、18Wでの充電を行っていました。65W充電は発売されてから、ちゃんと試したいところです。

2020-04-14 03:59:33