Dockerは米国時間2020年4月7日、オープン仕様「Compose Specification」を策定するため、AWS(Amazon Web Services)やMicrosoftらと協力していくことを公式ブログで表明した。
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Compose Specificationは、KubernetesやAmazon ECS(Elastic Container Service)などのクラウドネイティブプラットフォームを柔軟にサポートするため、クラウドやプラットフォームに依存しないコンテナベースのアプリケーションを定義することに焦点を当てた仕様である。
Dockerでは、複数のコンテナで構成したサービスを構築・実行手順を自動化し、管理を容易にするため、Composeファイルを記述するが、その書式は企業であるDockerが管理してきた。Compose Specificationによるオープン化に伴い、開発者の負担が軽減する可能性がある。