MozillaはFirefoxの最新版となる「Firefox 75」のリリースを開始した。メニューから「Firefox について」を選択してバージョン番号を確認し、バージョンアップが存在している場合はその旨が表示される。そこで、表示されているボタンをクリックしてFirefoxを再起動することでアップデートが行える。
Firefox、米国ユーザーのみHTTPS経由DNSをデフォルトで有効に
Firefox 75ではアドレスバーに改良が施されている。現在、WebブラウザのアドレスバーはURLを入力するフィールドとしての機能ではなく、検索や履歴機能を担う場所として活用されるようになっている。Firefox 75ではこうした検索および履歴に関する機能が強化されており、これまでよりも扱いやすくなった。
Firefox 75におけるアドレスバー関連の主な変更点は次のとおり。
アドレスバーにフォーカスが移った段階でアドレスバーを拡大表示するように変更(フォントも大きなサイズを使用)
アドレスバーにフォーカスが移った段階でよく訪れるサイトを一覧に表示するように変更。対象に現在開いているページがあればその旨が表示され、そのタブを表示するリンクとして機能する
アドレスバーに検索キーワードを入力している段階で表示するサジェッションを改良
アドレスバーへの移動は、WindowsであればCtrl-L、macOSであればCommand-Lで行える。現在では、アドレスバーは検索を実施するフィールドや履歴を表示するフィールドとして重要な役割を担うようになっている。