京セラは4月7日、BLEビーコンとGPSに対応したIoT位置情報デバイス「ビーコン対応GPSトラッカー」を、4月より販売開始することを発表した。同製品は4月に開始されるNTT西日本の自治体向け新サービス「児童みまもり情報配信ソリューション」にて、みまもり端末として採用されるという。
SNSアプリを活用した児童みまもり情報配信ソリューション
「ビーコン対応GPSトラッカー」は、GPS、GLONASS、みちびきによる位置情報に加え、BLEビーコンにも対応することで、GPS等が利用できない建物内や敷地内などのトラッキングを可能にしたIoTデバイス。
LPWA通信規格のひとつ「LTE-M」に対応し、アンテナとバッテリーをコンパクトな本体に内蔵して、手軽かつ低コストでIoTトラッキングシステムを導入できるものだ。
大容量バッテリーと独自の省電力機能を採用することで、常に移動し続けるケースで1日以上、1日1時間だけ移動するケースであれば約1ヵ月の連続使用が可能。また、防水・防塵・耐衝撃性能を備えている。
これにより、たとえば子どもの通学・通塾の見守りや、コンテナやトラックなどの物流管理など、さまざまな用途に活用できるとしている。