リコージャパンは3月25日、ICT機器やサービスを組み合わせて中小企業における在宅勤務環境の構築を支援する「在宅勤務パック」を提供すると発表した。在宅勤務の早期実現のため、一部の構成商品については期間限定の特別価格で提供するという。
「RICOH カンタンドキュメント活用 for kintone」を提供開始
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、従業員の在宅勤務を導入する企業が増加しているが、専任のIT管理者のいない中小企業においては実施に際して、どこから着手すればいいのかわからず、導入が進んでいない企業が多くある状況となっている。
在宅勤務パックは「自宅でメールやデータを共有したい」「自宅から資料を見ながら遠隔会議をしたい」「自宅から自社サーバのデータにアクセスしたい」といった要望ごとに、同社が必要な機器やサービスを組み合わせて提案することで、安全・安心に在宅勤務を開始できる環境の構築を支援するものとなる。
具体的には、Windows 10に対応したセキュアなモバイルパソコンなどのICT機器、モバイルでのインターネット環境を提供する「NETBegin BBパック Select モバイルメニュー」、社外から自社サーバにアクセスするためのVPN環境を構築する「NETBegin BBパック Nextスタンダード」や「Merakiスマートサービス」、場所にとらわれないコミュニケーションを実現する「RICOH Unified Communication System Apps」「Microsoft Teams」などのクラウド会議ツールをニーズに合わせて提案する。
NETBegin BBパック Select、RICOH Unified Communication System Apps、Microsoft Teamsなどパッケージを構成する一部商品の2020年5月末日までの申込み分については、初期導入費用の無償化や月額利用料の無償化など期間限定の特別料金で提供する。