オンキヨー&パイオニア(東京)は、クリプシュ(Klipsch・アメリカ)ブランドのReferenceシリーズ・新スピーカーシステム10機種を3月中旬以降、順次発売する。フロア型の「R-820F」、「R-620F」、「R-610F」とブックシェルフ型「R-51M」と「R-41M」をはじめ、センタースピーカー2機種、サブウーファー2機種などをラインアップ。大型、小型のオーディオシステムから、最新サラウンドにも対応するシアターシステムの構築に対応する。すべてオープン価格。
各製品に共通する最大の特徴は、同社独自の高音域の角形をしたホーンシステムを搭載していること(サブウーファーを除く)。これにより、部屋の隅々まで幅広く均一で自然な響きと、広がりのある再生が得られる。このスピーカーユニットにも、軽量で高強度のカプトン素材のサスペンションを使ったトゥイーターを採用。応答性が高く、微細な描写と豊かな再生を得ているという。
低音域のウーファーは、ホーンに合わせた高感度設計。これらを統合するキャビネットは自然な響きの木質のMDF材を使用。内部はブレーシング加工で強化し、不要な鳴きを排除している。濃いグレーのシックなマット調仕上げも特徴だ。
2020-03-14 17:34:52