アップルが来週、MacBook Airの新モデルを発表するとの噂が報じられています。米MacRumorsによると、この噂は昨年3月に「新型iPad、iMacおよびiPodが発表される」と予測したのと同じ匿名の人物が提供したとのことです。このうちiPad AirとiMacは実際に発売されたものの、残り1つはiPodではなく「AirPods」でした。確率としては3分の2となりますが、最後は「Pod」を聞き違えたかもしれず、その人物がかなりの情報に通じていたことは確かと思われます。
今回の情報については、MacRumorsは他の筋から確認が取れていないものの、情報提供者が確かな実績があることから噂を共有することにしたと述べています。現時点では、それ以上の詳細は知らされていないとのことです。
新型MacBook Airといえば、つい先日も有名アナリストMing-Chi Kuo氏が「2020年の第2四半期にシザー式キーボードを備えたMacBook ProおよびMacBook Airがリリースされる」との予測を発表したばかりです。
Kuo氏のいう第2四半期とは4~6月であり、来週はその数週間前となり、かなりの隔たりがあります。とはいえアップルは過去5年間連続で3月にハードウェアの新製品や新たなバリエーションを発表しており、可能性は否定できません。
シザー式キーボードとは、昨年11月発売の16インチMacBook Proにて採用された方式のことです。ここ数年にわたりMacBookシリーズに搭載されたバタフライ式キーボードが細かいチリの侵入に弱いなどの不具合が多数報告され、全モデルが無償修理プログラムの対象になったことを受けて、以前のモデルで好評だったシザー式に改良を加えて回帰したかっこうです。
Kuo氏は昨年から2020年以降のMacBookシリーズがシザー式キーボードに移行すると述べており、早い時点で16インチMacBook Proに続く新モデルが登場するとも予測していました。
つまり遅かれ早かれシザー式キーボード搭載MacBook Airの投入は確実視されているわけですが、その時期がいつになるのか。MacBook Airが最後に更新されてから約1年5ヶ月ですが、そろそろ次期モデルを期待してもいいのかもしれません。
2020-03-13 23:22:06