新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が流行するにつれ、ニュースで基本再生産数(R0)、致命率、流行曲線という言葉を聞くことも増えてきました。さまざまな研究が急激に行われ、論文発表数も増えていますが、各国での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を一般の人でもわかりやすく可視化したものは少ないということで、データコンサルタントのdatabrewが「COVID-19 data explorer」を公開しました。任意で国を選択し、各国の流行が増加傾向にあるのか減少傾向にあるのかを比較可能となっています。
Databrew's COVID-19 data explorer
https://datacat.cc/covid19/
上記URLにアクセスすると、以下のようなページが開きます。
画面上部にはグラフが2つ。左の画面はX軸が「デイ・ゼロ」始まりとなっていますが、右のグラフは「デイ・ゼロ」以前のグラフの動きも表示されます。なお、デイ・ゼロの定義は自分で決めることが可能。
グラフの下、左側ではグラフとして表示する国を選べます。デフォルトではフランス・イタリア・スペイン・アメリカとなっていますが、テキスト欄にカーソルを載せるとその他の国の候補が表示されるので、ここから選べばOK。
グラフ下部、真ん中あたりにはスライダーがあり、ここで「デイ・ゼロ」を定義するクリティカルマスを決めることができます。デフォルトではデイ・ゼロを感染症例1件と定義していますが、これを感染症例500件まで増やすことが可能。
2020-03-12 19:03:03