ボルグワーナーの電動ターボ
ボルグワーナー(BorgWarner)は、インドで2月に開催されるデリーモーターショー2020(オートエキスポ2020)に、ハイブリッド車やEV向けソリューションを出展すると発表した。
ボルグワーナーがデリーモーターショー2020に出展する技術のひとつが、電動ターボの「eTurbo」だ。eTurboは、タービンと同じ単一のシャフトに取り付けられた「eマシン」と呼ばれるモータージェネレーターを備えたターボチャージャーとなる。
ターボのアシストが必要な場合、eマシンはターボシャフトを回転させて、ほぼ瞬時にトルクをブーストする。また、必要以上に多くのタービンエネルギーが排気流から生成されると、システムがこれを電気エネルギーとして蓄える。
また、ボルグワーナーは、バッテリーパックやバッテリーヒーター、キャビンヒーターなど、最新の電動車向け製品を出展する。ガソリン可変タービンジオメトリー(VTG)ターボチャージャー、可変カムタイミング(VCT)ソリューション、排気ガス再循環システム(EGR)も出展する予定だ。
さらに、ボルグワーナーは、ファンドライブ、ターボチャージャー、EGRクーラーとバルブなど、商用車向けのさまざまな技術を出展する。これらの製品はすべて、エネルギーや燃費などの面で、出力を最大化するように設計されている、としている。