中国OnePlusでCEOを務めるPete Lau(ピート・ラウ)氏は海外メディアのポッドキャストに登場し、背面カメラが消えるスマートフォンを市場に投入することを明かしました。
まずOnePlusは今年冒頭に開催されたCES 2020にて、コンセプトスマートフォン「Concept One」を公開しています。これには背面に「エレクトロクロミック・ガラス」を採用することで、その下に配置された背面カメラを任意に隠したり露出させたりできるというギミックが仕込まれていました。
この技術はデザイン的に目を引くだけでなく、その透過度の調整によりNDフィルターのように機能し、露出オーバーになる可能性を回避することも可能だと説明されています。
なお、Lau社長は「将来のOnePlusスマートフォンにこの技術が搭載される」と語っただけで、具体的なモデル名や投入時期については言及していません。ただ通常のガラスよりもコストを押し上げる機構であることから、まずはハイエンドモデルからの採用が予測されそうです。
またLau社長は、折りたたみスマートフォの投入は時期尚早だとも語っています。大手スマートフォンメーカーが競って折りたたみ端末に参入する中、OnePlusはしばらくの間独自路線を貫くようです。