米Facebook傘下のInstagramが、モバイルアプリの上部に表示されるIGTVアイコンを削除していると、TechCrunchが報じました。
IGTVは、最大1時間までの動画を投稿できるモバイルアプリとして、2018年6月から提供していました。また投稿した動画はInstagramでも視聴できる他、同時期からInstagramアプリにIGTVアイコンが表示されるようになりました。
TechCrunchの報道によると、ごく少数のユーザーがIGTVアイコンを使用しており、ほとんどのユーザーはメインフィードやIGTVアプリから動画を視聴しているとのこと。また、広報担当者はIGTVアイコンを使う人が少ない理由についてコメントに応じなかったとのことです。
しかし、この理由として、IGTVのユーザーが動画配信による広告収入を得られないことや、Instagramのフィード広告の配信で企業から利益を得るといった方法が現状では用意されていない、といったことが考えられます。
そして、今や多くの人や企業などが利用するSNSですが、より多くの人に情報を発信したり、日常生活の断片を共有するなど、その使い方は様々です。したがって、全ての人が動画を一つのアプリで見るとは限りません。
InstagramからIGTVアイコンが削除されたのも、至って単純な理由なのかもしれません。
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2020-01-20 02:44:21