SBテクノロジー(SBT)は1月20日、クラウドで顧客企業のワークスタイルやビジネスモデルの変革を支援する自社ブランド「clouXion(クラウジョン)」の認証・セキュリティソリューション、メール誤送信対策の「Mail Alert」を追加した。
日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の報告によると、個人情報事故におけるメール誤送信の割合は年々増加傾向にあり、2014年度の18.5%と比較して2018年度は25%となっているほか、金融業界などで個人情報や機密情報を取り扱う特定部門からの社内メールに対する誤送信対策のニーズが高まっているという。
ユーザー数の多い企業では、全社のクラウド移行に時間がかかることから「既存の環境に早期に導入したい」「順次移行を進めるために部分的に導入したい」というニーズもあり、Mail Alertは社内メールへの誤送信対応に加え、オンプレミス環境への対応と柔軟なライセンス形態で、このようなニーズに対応する。
Mail Alertは、10ユーザー単位で利用できるOffice 365 のメールソフト「Outlook」のアドインツールとなり、誤送信対策機能は社内メールにも適用可能で、社内で機密情報のやり取りを行う場合の誤送信対策としても利用できるという。