家賃や水道光熱費と同様に、毎月の固定費であるスマートフォンの月額料金はなるべく抑えたいところ。
よりお得にスマホを使いたい人には大手3キャリアに加えて、「格安スマホ」という選択肢もあるわけだが、実際のところ、どれくらいリーズナブルになっているのだろうか。
そこで今回、MMD研究所の調査によって明らかになった「大手3キャリア・格安スマホ別 月額料金の推移(2016年~2019年)」を紹介していきたい。
通信会社に支払っている月額料金、2016年から2019年で支払い額に差
スマートフォンを所有している15歳~69歳の男女を対象に、利用しているスマートフォンの通信契約をしている通信会社に支払っている月額料金について、過去の調査を元に2016年から2019年までの推移が集計された。
大手3キャリアユーザーの月額料金は2016年から見てみると「6,000円以上8,000円未満」、「8,000円以上10,000 円未満」が毎年減少している結果となった。
格安スマホユーザーの月額料金は「2,000円未満」が毎年減少しており、格安スマホユーザーは毎月の月額料金が増加している傾向がわかった。
平均月額料金は大手3キャリア・格安スマホユーザーともに2016年から増加
続いて、利用しているスマートフォンの通信契約をしている通信会社に支払っている月額料金の平均が再集計されたところ、大手3キャリアユーザーの平均月額料金は、2016年の「7,433 円」から 2018年は「8,023円」と 590円増加しており、格安スマホユーザーの平均月額料金は2016年の「2,067円」から2018年は「2,889 円」と822円増加している結果となった。
※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある
※本調査レポートは「格安スマホ」に Y!mobile を含めて集計されている。
<調査概要>
「大手3キャリア・格安スマホ別 月額料金の推移(2016年~2019年)」
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:15歳から69歳の男女