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メルセデスベンツ Vクラス 改良新型、キャンピングカーに最新モデル...欧州発表

スマートフォンなどから、誰でも簡単に商品の売り買いができるフリマアプリ「メルカリ」。品物が届いてから出品者に入金されるシステムのため、安心して楽しめると人気だ。しかし、この「メルカリ」などのフリマアプリを利用した詐欺が横行していると話題になっている。こうして話題になったのは、被害者たちのツイートがきっかけである。メルセデスベンツ Vクラス 改良新型の「マルコポーロ」

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メルセデスベンツは、ドイツで開催中の「2020 キャラバン、モーター&ツーリズム展」において、改良新型『Vクラス』(Mercedes-Benz V-Class)ベースのキャンピングカー、「マルコポーロ」の最新モデルを初公開した。

Vクラスのキャンピングカーは、日本市場にも「V220dマルコポーロ・ホライゾン」を2018年2月に導入済みだ。ポップアップルーフを備え、車中泊を楽しめる仕様とした。

◆方言も理解する音声アシスト「MBUX」搭載

マルコポーロの最新モデルには、MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・インターフェイス)が搭載される。直感的な操作コンセプトと、音声制御システムが特長だ。MBUXは、インフォテインメントや車両操作に関して、乗員の言葉による指示のほぼすべてを理解する。学習機能もあり、ドライバーと他の乗員を識別し、方言も理解する。

音声制御システムは、ステアリングホイールのボタンに触れるか、「ハイ、メルセデス」と発声することで起動する。高解像度の7インチまたは10.25インチタッチスクリーンディスプレイとセンターコンソールのタッチパッドは、VクラスのマルコポーロのMBUXの操作をサポートする。

MBUXには、予測機能が備わっており、システムはドライバーの次の行動を予測できる。たとえば、帰宅途中にドライバーが自宅に頻繁に電話をかけていれば、MBUXがディスプレイに電話番号を表示する。すべてのインフォテインメントや車両設定は、最大8つの個別のプロファイルに保存することも可能だ。

◆キャンピングカーの室内装備をスマホで操作可能

また、マルコポーロの最新モデルには、「MBAC」も採用される。MBACは、「メルセデス・ベンツ・アドバンスド・コントロール」の略だ。MBACを利用すると、マルコポーロの室内の装備を、スマートフォンを使って操作することが可能になる。

例えば、水タンクの残量のチェック、補助バッテリーの充電レベルの確認、冷蔵庫の温度の確認と設定、ヒーターの確認と設定、電動ポップアップルーフとサンルーフの開閉、サウンドシステムの制御、照明の制御などが、スマホ操作で行える。

各機能の制御と設定は、Bluetoothベースのスマートフォンアプリで行う。車載のMBUXタッチスクリーン、コックピットのタッチパッドでも操作できる。

◆改良新型Vクラスに準じて内外装を変更

マルコポーロの最新モデルでは、改良新型Vクラス同様、エクステリアがフロントマスクを中心に変更された。開口部を大きく取った新デザインのフロントバンパーを装着する。ヘッドライトは、最新のLED仕様になった。「AMGライン」バージョンでは、フロントグリルがダイヤモンドパターンとなる。テールランプにも最新のLEDテクノロジーを組み込んだ。4種類用意されるホイールのデザインも変更している。

インテリアは、ダッシュボードの丸い空調ダクトを、他のメルセデスベンツ車と同じタービンデザインに変更した。スイッチ類も変更を受けている。シートの素材も見直しており、ブラックやシルクベージュのルガーノレザー、ナッパレザーを使用した合計6種類のインテリアトリムが用意される。トリムパネルは仕様によって、ピアノラッカー、エボニーウッド、カーボンファイバー、ブラッシュドアルミとなる。

◆最新ディーゼルターボ+9速AT

欧州仕様には、新開発の「OM654」型ディーゼルエンジンを搭載する。直噴2.0リットル(排気量1951cc)直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、高出力バージョンを積む。最大出力は239hp、最大トルクは51kgmを発生する。「オーバートルク」モードでは、最大トルクが54kgmに引き上げられる。

トランスミッションは、従来の7速から進化した9速AT「9G-トロニック」を組み合わせる。環境性能は最も優れる仕様で、複合モード燃費が16.4km/リットル、CO2排出量が160g/km。排出ガス性能は、ユーロ6を満たしている。



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