「5Gと5GHzを混同しているのでは」「この5Gなら日本にもうある」――フジテレビが1月9日に放映したある番組がとネットで話題になった。出演者のWi-Fiルーターに表示された「5G」(正確にはGHz)を「日本でも導入予定の(第5世代移動通信システムの)5G」と紹介したのだ。
また1月15日には、LINEモバイル公式アカウントが「SNSのギガをなかったことに!」(原文ママ)できるキャンペーンを紹介したところ、「SNSのギガという表現はおかしい」「キロメートルの『キロ』も省略するのだから、同じようにギガバイトの『バイト』を省略しても問題ない」といった議論がTwitterで交わされ、「SNSのギガ」が一時トレンド入りした。
このようにITかいわいには意味を知らないと勘違いしてしまったり、正確な意味が伝わりにくい言葉や単位が存在する。「5Gと5GHzの違いって何?」と思った人も、「全然別物でしょ」と思った人も、どんな言葉や単位で間違いが起こりやすいか知ることで、誤解や勘違いを防げるかもしれない。まずは次の問題を解いてみてほしい。