政府は二酸化炭素の削減につながる新しい技術の開発拠点を作る方針で、責任者にノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんを任命しました。
ノーベル化学賞・吉野彰さん:「地球環境問題というのは人類共通の課題。高い目標があるほど研究者、技術者は一生懸命、頑張れる。不可能を可能にしていく」
開発拠点では二酸化炭素を吸収した素材を原料の一部とするコンクリートの実現など、新しい技術の研究を100人態勢で行います。地球温暖化への対策が国際的に求められるなか、温室効果ガス削減の技術開発に力を入れることで対策に前向きな姿勢を打ち出したい考えです。
2020-01-16 21:02:07