米マイクロソフトは15日(現地時間)、同社が開発するウェブブラウザー「Edge(エッジ)」の新版の正式提供を開始した。今回のバージョンから米グーグルのブラウザー「Chrome(クローム)」の基盤であるオープンソースソフトウエア(OSS)「Chromium(クロミウム)」を利用にしたものとなった。
マイクロソフトは2018年12月にEdgeの中核機能を、独自開発からChromiumに変更すると発表済み。今回の新版はこの発表を受けて開発された最初のバージョンとなる。新版の提供により、グーグルのChromeとマイクロソフトのEdgeは両方ともベースがChromiumとなった。
Edgeの新版はマイクロソフトのウェブサイトからダウンロードできる。WindowsとmacOSの両方のバージョンが用意されている。ダウンロードするとWindows10のパソコン上にある古いEdgeを新しいEdgeに置き換える。新版からEdgeのロゴも変更となった。
2020-01-16 19:00:08