Samsungがフィンランドで先行発表していた、取り外し可能なバッテリを持つタフネススマホ「Galaxy XCover Pro」がグローバルで発表されました。フィンランド以外でも購入可能となります。
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Samsungのタフネススマホとしては、これまでハイエンドなSシリーズをベースにした「Galaxy S Active」と、ミッドレンジの「Galaxy XCover」がありました。XCover Proは、名前の通りXCoverシリーズの最新モデルとなります。
XCoverシリーズは物理ホームボタンの搭載が特徴でしたが、XCover Proではこれを廃止し、一般的なスマートフォンと同じくオンスクリーンに移行しました。このため、画面サイズが大きくなり、6.3インチ FHD+のInfinity-Oディスプレイを採用しています。なお、ディスプレイは手袋を着けたまま、あるいはン濡れた手でも操作が可能です。
SoCは、ミッドレンジ向けのExynos 9611を搭載。RAM 4GB、ストレージ64GBで512GBまでのmicroSDに対応します。リアカメラは25MP+8MPのデュアル構成、フロントカメラは13MP。
4050mAhのバッテリーは、いまでは珍しくなったユーザーによる交換可能が可能。IP68の防水防塵性能や1.5mの高さからの落下に耐えるMIL-STD 810G準拠の耐衝撃性能と合わせ、まさに現場仕様の端末と言えます。
また、動作を割り当てられる2つのプログラムキーを搭載しているのも特徴です。MicrosoftはMicrosoft Teamsにトランシーバー機能を追加すると発表していましたが、XCover Proのプログラムキーを利用し、このトランシーバー機能を利用可能となります。
XCover Proは世界中で販売されますが、市場によっては、2年間の可用性と4年間のセキュリティ更新を保証するEnterprise Editionとしてリリースされます。米国では、2020年前半にVerizonから499ドル(約5万5000円)で販売されるとのこと。
日本での販売があるのかは不明ですが、Activeシリーズはかつてdocomoからも販売されていただけに、期待したいところではあります。
2020-01-12 20:48:24