近距離無線通信規格のBluetoothを管理するBluetooth SIGが、オーディオ機器の接続通信規格であるBluetooth Audioの次世代規格として「Bluetooth LE Audio」を、世界最大級の技術見本市であるCES 2020で発表しました。
Bluetooth LE Audioは、Bluetoothの低消費電力通信モードであるBluetooth Low Energy(LE)を使った規格です。新しいオーディオコーデックであるLow Complexity Communications Codec(LC3)を採用することで、Bluetooth LE Audioは従来と比較して低ビットレート時でも音質が向上するとBluetooth SIGは述べています。また、Bluetooth LE Audioは電力消費も抑えられるため、製品のバッテリー寿命をより長くしたり、バッテリーを小型化したりすることが望めるとのこと。