Western Digitalは1月7日、20Gbpsの高速通信に対応した、ポケットサイズの8TB SSDプロトタイプの開発を公開。また、1TBの大容量を備える小型USB Type-Cメモリもあわせて発表した。
8TB SSDのプロトタイプは、「SanDisk 8TB SSD Prototype」という名称のポータブルSSDの開発版。ポケットに入る小型タイプでありながら8TBの大容量を実現し、最大で20Gbpsの高速な転送速度にも対応する。詳細は不明だが、同社は昨年のCES 2019で4TBのポータブルSSDプロトタイプを開発しており、1年で容量を倍増させた形だ。
また、1TBのUSBメモリは新しい「SanDisk Ultra Dual Drive Luxe USB Type-C Flash Drive」シリーズの最上位モデルとして登場。Type-A(凹型)とType-C(凸型)の2つのコネクタを備えたデュアルコネクタ仕様で、USB規格はUSB 3.1 Gen 1に準拠する。転送速度は最大150MB/s。同シリーズは1TBモデルのほか、32GB / 64GB / 128GB / 256GB / 512GBモデルもラインナップする。
「SanDisk Ultra Dual Drive Luxe USB Type-C Flash Drive」シリーズは「SanDisk」ブランドから2020年第四半期に発売される予定で、米国直販サイトでは予約を受け付けている。1TBモデルは249.99ドル(約27,000円)。