ZFのレベル2+の自動運転システム「coASSIST」
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ZFは1月7日(日本時間1月8日未明)、米国ラスベガスで開幕するCES 2020において、自動車業界で最も手頃な価格のレベル2+の自動運転システム、ZF 「coASSIST」を初公開すると発表した。
ZFは、高度な安全機能と利便性を提供するレベル2+の部分自動システムに注力している。パートナーと協力して、自動車業界で最も手頃な価格のレベル2+システムを開発した。 ZFによると、1000ドル(約11万円)以下の価格で販売するという。
ZFのcoASSISTは、モジュール式のレベル2+のハードウェア&ソフトウェアだ。2020年からZFはアジアの主要自動車メーカー向けに、この新しいcoASSISTシステムを納入する。
レベル2+の部分自動運転システムでは、カメラやレーダーなどの高度なセンサーと中央の電子制御ユニットを組み合わせることにより、アダプティブクルーズコントロール、交通標識認識、車線変更支援、車線維持支援、渋滞支援などの機能を可能にする。
ZFのcoASSISTシステムは、ユーロNCAPの2024年のテスト基準を満たす。ZFは、これらのシステムを手頃な価格にすることは、市場への浸透を促進し、システムの利点を消費者により迅速にもたらすために重要、としている。