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1億画素カメラに5万円台のシャオミ「Mi Note 10」は他社の脅威になるか?

今冬に発売された話題のスマホを アスキースマホ総研の3人がクロスレビュー

アスキースマホ総研のメンバー(ドロイドさん、スピーディー末岡、南田所長、つばさ、エリコ)が2019年冬の最新スマートフォンをクロスレビュー! メインはドロイドさんとスピーディーの2人、端末によって残りの3人が入れ変わるシステムでお届け!

第4回は12月に日本上陸したばかりの中国メーカー・シャオミが参入第一弾として発売した「Mi Note 10」を語り尽します。

「Mi Note 10」(シャオミ)

シャオミ「Mi Note 10」の1億800万画素カメラは発表当時に大きな話題になったが、早くも日本で正式に発売された。さらに、スマホ史上最大クラスの1/1.33型センサーを搭載し、ポートレート用の光学2倍の1200万画素、光学5倍の500万画素望遠、超広角の2000万画素、マクロの200万画素の5眼構成と、まさにコンデジキラー。上位モデルの「Mi Note 10 Pro」はカメラのベンチサイト・DxOMarkでHUAWEI Mate 30 Proと並んで同率1位になっている。

Mi Note 10の主なスペックは、6.47型有機ELディスプレー(1080×2340ドット)、Snapdragon 730G、6GBメモリー(Proは8GB)、128GBストレージ(Proは256GB)とミドルハイ。SoCはゲーム特化型のため、ミドルクラスといえゲームを苦手としていない。そのほか、画面内蔵型指紋センサーや5260mAhの大容量バッテリーを搭載する。価格はAmazon.co.jpで約5万2000円。

これで5万円はコスパよし! スマホ総研リーダー ドロイドさん 評価:★★★★

1億画素カメラ、本当にスゴいです。画素数全部を活かす場面に限らず、多様な場面でそのセンサーの能力は発揮されます。ただ、カメラについて気になるのは処理が必要な場面でやや待たされること。特にナイトモードの撮影後の待ち時間は他機種と比べてもかなり長め。1億画素の複数のRAWデータから合成しているのだとしたら仕方ない部分もありそうですが、気になるのは確かです。あとちょっと話がそれますが、このサムスン電子製センサーを来年のGalaxyシリーズがどう料理するかとても期待できます。

ハイエンドCPUではないためか、なんでも最強というわけには行かないですが、5万円台のカメラスマホとしてはとっても魅力的。やや重めの本体も5280mAhバッテリーを搭載していると考えれば妥協できます。ドロワーが無い中国メーカー系に多い独自UIも自分はもう慣れました。みなさんも慣れた方が早いと思います。

1億800万画素という数値が物欲を刺激 主席研究員 スピーディー末岡 評価:★★★★★

シャオミのスマホは以前から気になってたので、日本参入は楽しみだった。しかも、1億800万画素というカメラを搭載したスマホが日本ローンチだなんて! 筆者はスペック厨なのでもうこの数字だけで物欲が刺激されてたまらない。スペックこそミドルハイだが、ゲームが得意なスナドラを搭載して「ミドルクラスはゲームをやる端末ではない」というイメージを見事に覆した。正直、何回もポチりそうになっている。ただ、デカくて重いので、カメラに魅力を感じない人にはオススメできない。

このスペックで5万円というのも、シャオミらしい価格設定。できるだけハイスペックのものを、できるだけ低価格で売って世界第4位のシェアを勝ち取ってきただけある。でもシャオミは本国でさまざまなラインナップを用意しているので、当然まだまだ隠し球はあるだろう。2020年はもっと驚かせてほしい。

1億800万画素という数字の大きさにビックリ! 研究員 エリコ 評価:★★★★

いや~、ウワサに聞いていた超大型センサー1億800万画素。この数字の大きさは正義ではないでしょうか? センサーはサムスン電子製の1/1.33型、レンズは5眼構成で精細度の高い画像に驚きました。アスキー編集部のナベコちゃんにモデルになってもらい撮影したのですが、髪の毛の描写や天使のリング(髪の毛にハイライトがあたる部分のことです)がとてもきれい。

そして超広角の場合は2000万画素、マクロの場合は200万画素なので、旅行のお伴に最適のはず!

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