Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、自身の所有する6,880株のApple株を慈善団体に寄付したことが明らかになりました。米ドルに換算すると200万ドル(約2億1,600万円)に相当する金額になります。
頻繁に寄付を行うことで知られるクックCEO
米証券取引委員会によれば、現地時間の2019年12月27日にクックCEOが株式の譲渡を行ったことがわかっています。取引時点のApple株価は289.80ドルとなっています。
公開会社の役員による慈善団体への寄付は、送り先を明かさなくても良いことになっており、今回のクックCEOがどこに寄付を行ったかは現在不明となっています。
クックCEOは、過去にゲイの権利擁護団体Human Rights Campaign's Project One Americaや、ペンシルバニアの学区Steel Valley School Districtに寄付を行ったことで知られています。
クックCEOは、Apple株による寄付を過去にも行っており、2015年には50,000株、2018年には23,215株、2019年には23,700株を名前の明かされていない慈善団体に譲渡しています。
クックCEOは現在、2億5,650万ドル(約277億1,000万円)に相当する847,969株のApple株を保有しているとされています。