今年も残すところあとわずか。2019年の自作PC業界は、第3世代Ryzenが発売されたのが最大のトピックだ。これによりインテル一強だった自作PCの勢力図が大きく変わった。PCIe 4.0対応SSDやオーバークロックメモリーなど第3世代Ryzen用の関連製品も数多く発売された。そんな2019年はどんな年だったのか、自作PCニュースを振り返ってみよう。
1月 GeForce RTX 2060が販売解禁
ミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」搭載ビデオカードの販売が解禁された。ミドルレンジGPUとはいえ、販売価格は高めのスタート。最安モデルはPalitの4万2500円(税抜)だった。
ミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」搭載ビデオカードが販売解禁
1月のトピック
「GeForce RTX 2060」搭載ビデオカードの販売が解禁
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2月 7nmプロセスのビデオカードRadeon VIIが即完売
7nmプロセスで製造された世界初のゲーミング向けGPU「Radeon VII」を搭載するビデオカードが発売された。秋葉原の各ショップでは、入荷した在庫は即日完売となった。あまり話題となはらなかったが、2月はGeForce GTX 1660 Tiの深夜販売も行なわれた。
「Radeon VII」を搭載するビデオカード8製品の販売がスタートした
2月のトピック
Radeon VII搭載ビデオカード8製品が販売解禁、即完売
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GeForce GTX 1660 Tiが深夜販売、店頭でどれを買おうか悩む
3月 GeForce GTX 1660が登場
「GeForce GTX 1660」搭載ビデオカードが登場した。Turingアーキテクチャーを採用しつつ、RTコアとTensorコアを持たないのは「GeForce GTX 1660 Ti」と同じ。ただしビデオメモリーの仕様が異なっており、GDDR6 6GBからデータレート8Gbps相当のGDDR5 6GBに変更されている。
「GeForce GTX 1660」搭載ビデオカード。価格は3万円前後で、1月に発売されたRTX 2060より1万円ほど安価
3月のトピック
GeForce GTX 1660が15日に販売開始
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4月 AMD50周年記念の限定版Ryzen 7 2700X
AMD設立50周年を記念するCPU「Ryzen 7 2700X 50th Anniversary Edition」が各店に入荷した。AMDのCEOであるLisa Su氏のサインが刻印されている限定版のCPUだ。
記念モデルらしくゴールドがあしらわれたパッケージには、CPU本体のほか、50周年記念Tシャツが貰えるコード入りカードやサイン入りステッカー、CPUクーラーの「Wraith Prism」が付属している。
AMD設立50周年を記念するCPU「Ryzen 7 2700X 50th Anniversary Edition」