一日千秋の思いでお待ち申しております...。
2019年1月3日、ギズモードが考えた「選手入場なるか!2019年に登場しそうな&してほしいガジェットたち」という記事をお送りしました。約1年前に今年はこれがクルっ!とコインをベットしたガジェットは次のとおりで、さあて当たり外れはいかに。
・AirPower...LOSE
・iPhone 3眼カメラ化...WIN!
・パーツ交換式Mac Pro...WIN!
・16眼カメラAndroid...LOSE
・折りたたみスマホ...WIN!
・フルサイズミラーレス総揃い...WIN!
・新VRゴーグル...WIN!
7つの予想のうち、当たり5:外れ2でまずまずの勝利! さすがに16眼カメラAndroidは行き過ぎだし、スマホカメラのセンサーサイズが巨大化してきている現在、16眼のセンサー&レンズのスペースを確保するのは難しいでしょう。なのでコイツは2020年に入っても登場しないかもしれません。
しかし! AirPowerにはちょっと待ったあ! 2019年3月20日にワイヤレス充電対応の第二世代AirPodsを発表してからの、3月29日に開発中止発表ってアップルさんめっちゃイケズやわ!
ただ、なんとなく理解できるところもある。第二世代AirPodsもiPhone 8以降もQi方式のワイヤレス充電に対応しているんですが、現状のフルパワーである15Wには未対応なんですね。10Wチャージができる充電器が発見されたというお話も聞かないし、一番高速で7.5Wのものとなっている様子です。つまり満充電になるまで時間がかかる。
「Appleが求める高い基準を達成できなかった」というのも、パッド面のどこにおいても充電できる機能と高速充電が両立できなかったのかも。
だからこそ未来の話をしたい。
2019年6月には「新たなる希望? AirPowerに商標登録の動き」でお伝えしたように、アップルはWIPO(世界知的所有権機関)にAirPowerの商標を登録しました。
そして「2021年、iPhoneからLightningコネクタが消えて完全ワイヤレスになる?」にあるように、Lightning端子からUSB Type Cへの移行どころか完全ワイヤレス化を目指し、コネクタそのものがレガシーとなるという予想もあります。
加えてQiの15Wだって2015年に策定されたものですよ。そろそろQiのロードマップにある最大120Wのワイヤレス充電環境に向けて一歩踏み出してほしいものじゃないですか。
とかいろいろ考えると見えてきませんか? 次世代iPhoneの発表前後にQiの新規格到来&AirPowerの登場が...。