動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。
※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります
そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。
秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。
令和2年は最新PCでゲームを満喫
年末特価からコミケ、福袋&初売り特価、神田明神への初詣と、1月第2週ごろまで人でごった返す秋葉原。同様に混雑するPCパーツショップのなかで、PCパーツ一式をスタッフに相談しながら購入するのは気後れしてしまうし、見積もり相談の順番を待つのにも疲れてしまう。
そんな年末年始にもサクッとPCパーツ一式を購入できるように、コストと性能のバランスに重きをおいたコストパフォーマンス優秀な構成を紹介しよう。
令和元年の最後を飾るにふさわしいPC自作構成を考えてもらったのは、コストパフォーマンスを語りはじめると非常に長くなるが、その内容に納得(洗脳とも言う?)間違いなしのTSUKUMO eX. 6階スタッフの紅谷さんだ。
お得なセット購入値引きキャンペーンや、再入荷待ちの製品も含まれているが、令和2年も安心しておすすめでき、将来のアップグレードもオッケーなパーツ構成になっている。
現状、マイニングは暖房費代と割り切って実行しているという紅谷(べにや)さん。お得な情報に超敏感な2児のパパさんだ
ビデオカードは予算やプレイスタイルで選ぶ
紅谷さん提案の高コスパゲーミングPCは、予算やプレイするゲーム、ゲームスタイルに合わせてビデオカードを選べるようになっているのがポイントになる。
たとえばフォートナイトをフルHD液晶ディスプレーで60fpsを目指すなら、前世代GPUになるが処分特価で1万円台半ば~2万円前後で出回っているRadeon RX 570やRX 580を搭載したビデオカードと組み合わせるなど、自分にベストなゲーミングPCを構築できる。
もちろん、快適なゲーミングや、プレイの録画、実況配信などを支えるCPUやマザーボード、メモリー、SSDといったメインパーツにもこだわり一杯で、手ごろな価格で、パフォーマンスや耐久性、将来性を加味して選ばれている。
紅谷さんが選んだPCパーツ構成
※ビデオカードがないと動作しません。下記ビデオカードのうち1つを別途ご購入ください。
※価格は12月26日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
ビデオカードは3種類から選ぼう!
数あるGPUのなかから、紅谷さんがおすすめとして選んだのは、Radeon RX 570 8GB、GeForce RTX 2060、GeForce RTX 2070 SUPERだ。
予算やプレイスタイルで選べるように、3種類のビデオカードをチョイスした紅谷さん
1万円台中盤となるRadeon RX 570 8GBを採用するSAPPHIRE「PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5(11266-66-23G)」は、在庫が切れているが、再入荷する可能性大とのことで、OS込み13万円以下でゲーミングPCを組める。他社製を含め、まだまだRadeon RX 5x0シリーズは残っているようなので、コスパ良くカジュアルゲーミングを楽しみたい人は、狙い目とのことだ。