「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。
○新Microsoft Edgeならベータ版でもできる
2020年1月には一般提供版(GA)に達する予定の新Microsoft Edgeは、PWA(Progressive Web Apps)をサポートしている。PWAは本来はWebサイトをスマホアプリ(スマートフォン用アプリケーション)として使用する機能だが、Windows 10でも「アプリ」的に利用可能だ。
Office for WebのWord OnlineやExcel Online、PowerPoint Online、Outlookを使用する機会が多い場合、お気に入りに登録するよりも容易にアクセスできる。ここではExcel Onlineを例に手順を紹介しよう。
ご覧のとおりタブを含めたウィンドウフレームが取り除かれ、ネイティブアプリのように動作する。デスクトップに生成されたショートカットファイルは「msedge_proxy.exe」にプロファイルフォルダーとアプリIDを引数として与えていた。
不要になったPWAはMicrosoft Edgeや「設定」から削除できるので、Microsoft Edge Insider未参加の読者諸氏は新Microsoft Edgeリリース後に試してほしい。今回はリリース直前ということで、新Microsoft Edgeベータ版(バージョン79.0.309.54)で検証したが、ご覧のように問題なく動作している。また、Office 365のOutlook Web AccessやSlackなどもPWA化が可能だった。