アメリカ・NASA航空宇宙局は、火星で土や石などを採取し、生命の痕跡を探る探査車を報道陣に公開しました。
27日にアメリカ・カリフォルニア州にあるNASAのジェット推進研究所で公開されたのは、現在は「マーズ2020」と呼ばれている火星探査車です。
この探査車は装着された2メートルを超えるロボットアームで土や石など土壌を採取することが目的で、NASAは後に打ち上げる宇宙船で土壌のサンプルを地球に持ち帰り、火星の生命の痕跡を探る計画です。
探査車の自動運転プログラムや採取したサンプルを容器に密封する仕組みの開発には日本人の技術者2人が参加。「マーズ2020」には来年早々にも正式な名称が付けられ、7月には火星に向けて打ち上げられます。火星着陸は2021年の2月18日を予定しているということです。(28日14:59)
2019-12-28 01:46:34