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イメージセンサーが好調のソニー、「生産追いつかない」〜嬉しい悲鳴

スマートフォンのイメージセンサーを供給するソニーは、ホリデーシーズンも24時間稼働の生産体制を続けていますが、それでもセンサーの生産が追いついていない、とBloombergが報じています。

ソニーは現在市場シェアの51%を独占

ソニーの半導体事業は、PlayStationの次に最も収益の高いビジネスとなっており、ソニーは今年、同事業に対前年比で2倍以上となる2,800億円の投資を行っています。2021年4月には長崎に新たな生産施設も建設される見込みです。

「生産体制拡張のための投資を行ったが、現在の状況を見ると、それでもまだ十分でないかもしれない」と、ソニーの清水照士氏はBloombergにコメントしています。

「生産が追いつかないので、お客様にお詫びをしなければならない」

SamsungやHuaweiのフラッグシップ機や、iPhone11 Proなど、トリプルカメラの搭載が新たな業界標準となりつつあります。スマートフォンの売上が全世界で伸び悩んでいるといわれる中、カメラの数は増えているので、ソニーのイメージセンサーの売上は好調となっているようです。

ソニーは現在、イメージセンサー市場の51%のシェアを占めているとされています。同社は2025年までに60%のシェアを目指しています。

高まる3Dセンサーの需要

ソニーが3Dセンサーを増産していると2018年末に報じられました。

ToF(Time of Flight)センサーは、光を出して、その光が物体に跳ね返り、返ってくるまでの時間を測定し、環境を把握するというものです。ToFは光の少ない環境でも問題なく動作し、比較的単純な装置構成で済むにも関わらず、高い奥行き精度を誇ります。

2020年のiPhoneにはToF方式の3Dセンサーがデバイス背面に搭載されるといわれています。SamsungやHuaweiはすでに3Dセンサー搭載のフラッグシップ機を販売しており、3Dセンサーの需要は高まっています。



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