近年、HDMIによるテレビおよび周辺の映像機器との接続が可能なHi-Fiクオリティのアンプへのニーズが急速に高まっている。
マランツの「NR1200」は、この要望に応えるために既存の製品カテゴリの枠にとらわれることなく企画、開発された全く新しいHi-Fiステレオアンプだ。CDやレコードのような既存の音楽メディアに加え、ネットワークオーディオやストリーミングサービス、さらには映像コンテンツも含む幅広い音楽ソースを余すことなく楽しむことができる。
Hi-Fi ネットワークオーディオレシーバー NR1200
パワーアンプ回路にはマランツこだわりのフルディスクリート構成およびシンメトリカル・レイアウトを採用。明瞭な音像定位と安定したサウンドステージの描写を可能にしている。ラックに収納しやすい高さ105mmのスリムな筐体ながら、NR1200専用の大型EIコアトランスとカスタムコンデンサーによる強力な電源回路を搭載しており、定格出力は75W(8Ω)の大出力を誇る。
D/A変換回路には、上位モデルでも採用実績のある旭化成エレクトロニクス製 32bit D/Aコンバーター「AK4458VN」を搭載。NR1200ではL/Rそれぞれに2ch、合計4chのD/Aコンバーターを用いるダブル・ディファレンシャル構成のD/A変換回路を採用。ノイズを低減することにより、高いS/N比と透明感の高い空間表現を実現している。
アナログオーディオ回路には入力セレクター、ボリューム、出力セレクターそれぞれの機能に特化した高性能カスタムデバイスを用いることにより信号経路を最短化。不要な回路の引き回しを排除することにより、透明感が高く情報量の豊かなサウンドを実現している。
HDMIセレクターは5入力/1出力を装備。ARC(Audio Return Channel)とHDMIコントロール機能(CEC)に対応しているため、接続や操作も簡単だ。すべてのHDMI端子がデジタル映像コンテンツの著作権保護技術 「HDCP 2.3」をサポート。
映像のダイナミックレンジを拡張する「HDR10」、「Hybrid Log-Gamma」、従来のHD映像の2倍以上の広色域表現を可能にする「BT.2020」にも対応しているため、Ultra HDブルーレイやストリーミング配信、テレビ放送など幅広いソースで4K/HDRコンテンツの圧倒的な高画質を存分に楽しむことができる。