MicrosoftがWindows 10のプレリリースビルドを体験できるWindows Insiderで、Windows 10 Insider Preview Build 21343をリリースしました。このBuild 21343ではファイル管理アプリケーションである「エクスプローラー」を含む、複数アプリのアイコンデザインが変更されています。
2020年2月、MicrosoftはWindows 10に搭載されている純正アプリケーションのアイコンデザインを、「Fluent Design」を採用したものに変更しました。Microsoftはこれ以降もアイコンデザインの変更を続けており、Windowsセキュリティ・ナレーター・メモ帳といったアプリケーションのアイコンデザインも変更されています。
Windows 10のアプリアイコンデザインが刷新、Microsoftのデザインシステム「Fluent Design」を採用 - GIGAZINE
そして現地時間の2021年3月25日に公開されたWindows 10 Insider Preview Build 21343では、新たにファイル管理アプリケーション「エクスプローラー」のアイコンデザインが新しいものに変更されています。以下はエクスプローラー・OneDrive File・Fluent Color Styleの3つの新旧アイコンデザインを並べた画像。左が変更前、右が変更後のデザインです。
エクスプローラーのアイコンデザインが変更されたことで、デスクトップ・ドキュメント・ダウンロード・ミュージック・ピクチャ・ビデオといったWindows 10でデフォルトで用意されているフォルダのアイコンデザインも変更されています。
このほか、Build 21343ではWindows SandboxおよびMicrosoft Defender Application Guardが改善されています。Windows SandboxとMicrosoft Defender Application Guardは特別なコンテナテクノロジーを利用しており、これまではコンテナランタイムがホストと一致していたのですが、Build 21343からはコンテナシナリオ用に設計・最適化されたランタイムが導入されました。これにより、Windows SandboxとMicrosoft Defender Application Guardは軽量になり、起動時間も短縮されます。
加えて、Windows Sandboxには新しいChromiumベースのMicrosoft Edgeが含まれるようになりました。